
両顎手術の代わりに、
手術なしの受け口・顔の非対称矯正
歯の位置で改善できる範囲であれば、手術をせずに矯正で進めます。 骨格の差が大きく手術が必要な場合は、矯正専門医が診察したうえで両顎手術を行う病院へおつなぎします。
- 経験22年の矯正専門医ペク・ジュヒ院長が直接診療
- 歯の問題かあごの骨の問題かをまず見極め
- セファログラム・パノラマX線を院内で撮影
- 手術が必要なら病院へおつなぎ
手術なしの受け口矯正、
自分の場合もできるでしょうか?
下の前歯が上の前歯より前で噛んでいたり、笑ったときに顔が片側に傾いて見えたりすると、まず両顎手術を思い浮かべがちです。しかし受け口や顔の非対称は、歯の位置によるものもあれば、あごの骨によるものもあります。手術なしの受け口矯正や顔の非対称矯正を検討できるかどうかは、この二つを見分けるところから始まります。
反対咬合の矯正、両顎手術をしない矯正とも呼ばれます。
- 下の前歯が上の前歯より前で噛んでいる
- 横から見ると下あごが出て見え、写真を撮られるのが嫌だ
- 上下の前歯の真ん中の線が合っていない
- 口を閉じると、あごが片側にずれる感じがする
- 両顎手術をすすめられたが、手術なしでできるか知りたい
- 成長は終わっているが、今から矯正してもよいか気になる
受け口・顔の非対称、
歯の問題か、あごの骨の問題か
見た目は似ていても、原因は大きく二つに分かれます。歯が傾いていたり位置がずれていたりする場合(歯性)と、上下のあごの骨の大きさや位置が異なる場合(骨格性)です。両方が混ざっていることも多いため、どちらがどの程度大きいかを見ます。

反対咬合の治療前・ブランシュの矯正 実際の症例 
反対咬合の治療後・ブランシュの矯正 実際の症例
正常な前歯の噛み合わせ
上の前歯が下の前歯を軽く覆うように、前側で噛み合います。
歯性の反対咬合
あごの骨の位置は大きく変わらないものの、上の前歯は内側へ・下の前歯は外側へ傾き、逆に噛み合っています。
骨格性の反対咬合
下あごの骨が大きいか前にある、または上あごの骨が小さいか後ろにあるため、上下のあごの位置そのものがずれています。
顔の非対称も、原因によって分けて考えます。下の写真の点線は、上の前歯の真ん中の線(正中線)です。

非対称な歯並びの矯正前・ブランシュの矯正 実際の症例 
非対称な歯並びの矯正後・ブランシュの矯正 実際の症例
歯の正中線だけがずれている
顔とあごは対称に近いものの、歯並びのせいで上下の前歯の真ん中の線が合っていません。
噛むときに下あごがずれる
特定の歯が先に当たり、口を閉じるときに下あごが片側へずれて入ります。口を開けると、あごの先が中央に戻る場合があります。
あごの骨そのものの非対称
左右のあごの骨の長さや形が異なり、口を開けてもあごの先が片側に偏っています。
①・②のように歯と噛み合わせによる部分は、矯正での改善を検討できます。③のようにあごの骨が原因の部分は、矯正で歯の噛み合わせや並びを整えることはできても、あごの骨の形そのものを変えることはできません。実際には複数の原因が混ざっているため、検査でその割合を確認します。
ブランシュ歯科の実際の写真(掲載同意済み)です。写真だけで原因(歯性・骨格性)や治療方法を断定することはありません。


反対咬合、矯正前と矯正後
下の前歯が上の前歯より前、または先端同士で噛んでいる状態です。同じように見えても、歯の傾きによるものか、あごの骨の大きさの差によるものかで矯正の方法が変わります。セファログラムで原因を確認してから計画を立て、矯正後は上の前歯が下の前歯の前側で噛むように整えます。
患者様から掲載の同意をいただいた、ブランシュ歯科の実際の写真です。治療方法と結果は原因や状態によって個人差があります。
手術なしの受け口矯正を検討するケースと
手術が必要になる場合があるケース
下の項目ひとつで決まるわけではありません。検査結果と、患者様がいちばん望む変化をあわせて見て判断します。
骨格の差が大きく手術が必要と判断した場合は、矯正専門医が診察したうえで、ブランシュの提携先の両顎手術を行う病院へおつなぎします。術前矯正と術後矯正は、ブランシュで続けて受けていただけます。手術が必要なケースを矯正だけで無理に進めると、歯が過度に傾いたり歯槽骨に負担がかかったりすることがあるため、どこまでが矯正の範囲なのかを最初から率直にお伝えします。
顔の非対称矯正の前に、精密検査で確認すること
鏡や写真で見る非対称と、実際の骨や歯の非対称は異なることがあります。そのため複数の記録を重ね合わせて見ます。セファログラムとパノラマX線はブランシュで直接撮影します。
- 01
セファログラム
頭部を横(側貌)と正面から撮影するX線写真です。上下のあごの骨の位置と大きさ、前歯の傾き、左右のあごの骨の差を確認します。
- 02
パノラマX線
歯全体と歯根、歯槽骨、親知らず、顎関節のまわりを1枚に収めるX線写真です。歯を動かせる条件がそろっているかを確認します。
- 03
顔の写真
正面、横顔、笑顔を撮影し、唇とあご先の位置、笑ったときに傾いて見える程度を確認します。
- 04
口腔内スキャン
型取りをせず、デジタルスキャナーで歯並びを記録します。上下の歯がどう噛み合っているか、正中線がどれだけずれているかを確認します。
検査とあわせて、口を開け閉めするときに下あごがどう動くか、あごに音や痛みがあるかも確認します。噛むときにあごがずれるケースなのか、あごの骨そのものが非対称なのかを見分けるために必要な手順です。
両顎手術をせずに矯正するときの方法
あごの骨を動かさない代わりに、歯が動ける範囲の中で噛み合わせと左右のバランスを整えます。下の方法のうちどれを使うかは、検査結果を見て決めます。
- 01
前歯の位置と傾きの調整
上の前歯は前方へ、下の前歯は内側へ動かし、前歯が正しく噛み合うようにします。歯槽骨の中で動かせる分だけを計画します。
- 02
ミニスクリュー(矯正用の小さなネジ)
歯を望む方向へ動かすには支えが必要です。歯槽骨に小さなネジを一時的に埋め込んで支えとして使う方法を検討し、矯正が終われば撤去します。ミニスクリューの費用は別途ご案内します。
- 03
抜歯の有無の検討
下の歯並びを後ろへ動かすスペースが足りない場合は、抜歯を検討することがあります。抜歯する場合としない場合のメリット・デメリットをどちらもご説明します。
- 04
噛み合わせと左右のバランスを整える
先に当たる歯を整えて下あごがずれずに噛めるようにし、上下の歯の正中線と左右の高さを合わせます。必要に応じて矯正用ゴムもあわせて使います。
- 05
MARPE(ミニスクリューを用いた上あごの拡大)
上あごが狭く、前歯や奥歯が逆に噛んでいる成人・10代の方に検討する、手術なしの方法のひとつです。上あご(口蓋)側の歯槽骨にミニスクリューで固定した拡大装置で上あごの幅を広げる方法で、ブランシュで行っています。効果と適用できるかどうかは年齢や骨の状態によって異なるため、検査後に判断します。
お子さまの受け口は、
まず小児矯正で診ます
まだあごが成長しているお子さまの場合は、歯を動かすことよりも、あごが育つ方向を助ける方法を先に検討します。ブランシュの小児矯正では、受け口・反対咬合には口の中に入れるフレンケル装置を、上あごが狭く前歯が逆に噛んでいる場合には歯列弓拡大装置とフェイスマスクを使います。
下あごが大きく成長するタイプは、成長が終わるまで経過を見てから判断する必要がある場合もあります。始める時期と装置については、小児矯正のページで詳しくご案内しています。
- 前歯が逆に噛んでいるお子さま
- 上あごが狭く見え、下あごが前に出て見えるお子さま
- 家族に受け口の人がいて心配な場合
- 永久歯の前歯が生えてくる時期に、噛み合わせが逆になっている場合
手術なしの矯正で期待できることと限界
手術をせずに矯正する場合、何が変わり何は変わらないのかを、始める前に知っておいていただく必要があります。
期待できること
- 逆に噛んでいた前歯が正しく噛み合い、前歯で噛み切りやすくなることがあります
- 上下の歯の正中線と、歯並びの左右のバランスが整うことがあります
- 噛むときに下あごがずれていた場合、ずれが減って非対称が目立ちにくくなることがあります
- 前歯の位置が変わると、口元の見え方が変わることがあります(個人差が大きいです)
矯正では変わらないこと・受け入れていただく点
- 顔の骨そのものの大きさや形は変わりません。あご先の長さ、エラ、頬骨の左右差は矯正の範囲ではありません
- あご先や横顔の印象の変化は人によって異なり、大きくない場合もあります
- 前歯を傾けて合わせる分、歯槽骨の範囲による限界があり、計画より動きが少ない場合があります
- 装置に慣れるまでの痛み・不快感、ケア不足による歯ぐきの炎症・むし歯、歯根吸収や後戻りの可能性があります


患者様から掲載の同意をいただいた、ブランシュ歯科の実際の矯正症例の口腔内写真です。あごの骨の非対称を示す写真ではなく、使用した装置と治療期間は症例ごとに異なり、結果には個人差があります。
手術なしの受け口矯正の流れ
矯正のご相談には、歯科医師が1時間以上をかけます。手術なしでできる範囲とその限界をご理解いただけるまでご説明します。
- 01
相談
いちばん気になる部分と望む変化をうかがい、まず顔と噛み合わせを診ます。
- 02
精密検査
セファログラム、パノラマX線、顔の写真、口腔内スキャンで歯とあごの骨を記録します。
- 03
診断
歯性・骨格性の割合を見て、手術なしの矯正で進めるか、手術を検討するかをご説明します。
- 04
治療計画
動かす範囲、ミニスクリュー・抜歯の有無を決め、院長が診断とご相談を経て装置を決定します。
- 05
装置の装着・定期調整
歯科医師が直接装置をつけ、噛み合わせと歯ぐきの状態を見ながら調整します。
- 06
仕上げ・保定装置
噛み合わせと左右のバランスを確認して装置を外したあと、保定装置で歯の位置を保ちます。
ご相談、装置の装着、仕上がりの確認はペク・ジュヒ院長が直接行います。検査の結果、手術が必要な場合は、矯正専門医の診察後に両顎手術を行う病院へおつなぎします。
反対咬合の矯正期間と費用、保定装置
精密検査の費用と月々の調整料は決まっており、装置の費用と期間は動かす範囲、ミニスクリュー・抜歯の有無、装置によって異なるため、精密検査後にご案内します。
- 01
期間
全体矯正は通常1年から2年半ほどかかり、個人差があります。動かす範囲によって異なるため、検査後に予想される期間をお伝えします。
- 02
費用
診断料は20万ウォン(約145米ドル、矯正を進める場合は総費用に含まれます)、月々の調整料は5万ウォン(約35米ドル)です。装置の費用は精密検査後にご案内し(インビザラインは100万ウォン〈約735米ドル〉から)、ミニスクリューは別途です。全料金表もご確認いただけます。
- 03
通院
調整のたびに通院が必要なため、通いやすさが大切です。論峴(ノニョン)駅4番出口から徒歩30秒、火・水曜日は夜9時まで診療しています。
- 04
保定装置
反対咬合を治した歯も、元の位置に戻ろうとします。保定装置を継続して使い、定期検診を受けることで結果を保つことができます。
すべてのご説明を最低4回以上くり返し、決めるのはご自宅でかまいません。一人の判断に頼らず医療チームで一緒に検討し、今の噛み合わせだけでなく20年後の笑顔まで考えて計画します。

矯正は最初から最後まで、
ペク・ジュヒ院長が直接診ます
ブランシュの矯正は、22年間矯正だけを診療してきた矯正専門医ペク・ジュヒ院長が、ご相談から装置の装着、仕上がりの確認まで直接担当します。矯正専門医は、韓国の歯科医師のうち約5%しかいません。
「数多くの矯正症例で積み重ねてきたノウハウで、きめ細やかに、そして快適に治療いたします。」
- 慶熙大学歯学部 首席卒業
- 慶熙大学歯科病院 矯正科レジデント修了
- 慶熙大学歯学大学院 矯正科 歯学修士
- 大韓歯科矯正学会 専門医・認定医
- 22年間で10,000件以上の矯正診療
- 日本・大阪歯科大学にて非抜歯矯正の優秀症例を発表

統合歯科専門医
パク・ギョンリ院長
矯正科の院長として診療してきた経験をもとに、ペク・ジュヒ院長とともに矯正の患者様を診ています。矯正中のむし歯・歯ぐきのケアから、矯正後のラミネートベニアのような仕上げまで、ひとつの医院の中で続けて診療します。
- スタンフォード大学 卒業
- ソウル大学歯学部 卒業
- ソウル大学歯学大学院 修士
- 米国UCLA・コロンビア大学 歯科大学病院にて研修
- 元 矯正科院長・矯正科代表院長
手術なしの受け口・顔の非対称矯正について、よくある疑問
手術なしの受け口矯正は、本当に手術なしでできるのですか?
自分の受け口が歯の問題か、あごの骨の問題か、どうすればわかりますか?
顔の非対称は、矯正だけで左右対称になりますか?
反対咬合の矯正はどのような方法で行いますか?
両顎手術をすすめられましたが、あらためて相談してもよいですか?
矯正すると、出ているあごが引っ込んで見えますか?
エラや頬骨の非対称も、矯正でよくなりますか?
ミニスクリューは必ず必要ですか?痛くないですか?
手術なしの矯正では、抜歯が必ず必要ですか?
マウスピース矯正でも受け口の矯正はできますか?
上あごが狭くて逆に噛んでいますが、大人でも広げられますか?
大人の場合、成長が終わっているかどうかはどうやってわかりますか?
子どもの受け口も同じ方法で矯正しますか?
あごから音がするのですが、矯正してもよいですか?
手術なしの受け口矯正の期間はどのくらいですか?
顔の非対称矯正の費用はいくらですか?
矯正が終わったあと、また受け口に戻ることはありますか?
遠方や海外に住んでいますが、写真で先に相談できますか?
監修・ペク・ジュヒ院長(矯正専門医・経験22年、慶熙大学歯学大学院 矯正科 修士)・最終更新
江南・論峴(ノンヒョン)駅 ブランシュ歯科
論峴駅4番出口から徒歩30秒、江南大路沿いにあります。
地下鉄
住所
診療時間
歯の問題か、あごの骨の問題か、
まず矯正専門医が診ます
正面の写真と笑顔の写真の2枚をお送りいただければ、歯科医師が直接拝見し、精密検査で何を確認する必要があるかをお伝えします。