歯ぎしりで前歯がすり減るときは何から?先に管理する理由と、ひと重ねを加える順番【韓国・江南】

歯ぎしりで前歯がすり減る、そんな変化に気づいて、鏡の前で前歯の先をじっと確かめた方もいるかもしれません。
朝起きるとあごがだるい。前歯の先が平らになって、前より短く見える。痛みはなくても、一度気になると目が離せなくなります。
「すり減った前歯は、上から覆えばいいの?」「それとも歯ぎしりを何とかするのが先?」。そう迷いながら、韓国・江南のブランシュ(BLANCHE)にたどり着いた方もいると思います。
この記事では、歯ぎしりですり減った前歯について、先にすることと、そのあとに加えられることを順番に整理します。
院長からひとこと
前歯が少しずつ短くなっていくのを見ているもどかしさは、私にもよく分かります。
ブランシュが大切にしているのは、「最小限の介入で、最大限の美しさを」という考え方です。
その答えが、ブランシュ、前歯の補強セラピーです。
歯ぎしりで前歯がすり減るのはなぜ?先端から平らになる理由
歯ぎしりは、眠っている間や無意識のうちに、上下の歯をこすり合わせる癖のことです。ぐっと強く噛みしめる「食いしばり」も、歯に同じような力をかけることがあります。
前歯の先は薄くて細いため、くり返しこすれる力が先端に集まりやすい部分です。その結果、先が平らになったり、前歯全体が短く見えたりすることがあります。
歯の外側をおおうエナメル質(硬い表面の層)が薄くなると、先端が透けて見えたり、黄色っぽく見えたりすることもあります。
エナメル質は、一度すり減ると自然に厚みが戻ることはありません。だからこそ、すり減った形よりも先に、すり減らせている力のほうを見ることが大切です。
歯ぎしりに気づくきっかけ(あくまで目安です)
歯ぎしりは自分では気づきにくく、一緒に寝ている家族に音を指摘されて知る方もいます。
朝、あごがこわばる。こめかみのあたりが重い。
上下の前歯の先が、ぴったり合わさるように平らになっている。こうした変化も、ひとつの目安になります。
これは診断ではありません。当てはまるかどうかにかかわらず、すり減りが気になるなら一度検診で確かめてください。
ラミネートベニアと歯ぎしりの関係については、歯ぎしりがあってもラミネートベニアはできるかを解説した記事にまとめています。この記事では、すり減った前歯に何から手をつけるかに絞ってお話しします。
強い歯ぎしりは、なぜ先に管理するのですか?

正直にお伝えすると、歯ぎしりが強い状態なら、ブランシュより歯ぎしりの管理が先です。
こする力がそのままの状態で前歯を覆っても、その力は覆った部分にもかかり続けるからです。
管理の方法は、歯の状態や癖によって変わります。寝るときに付けるマウスピース(ナイトガード)をおすすめすることもあれば、あごや筋肉の状態をあわせて見ることもあります。
ナイトガードは、眠っている間に上下の歯が直接こすれ合うのを減らすための装置です。
歯ぎしりが軽く、すり減りも小さい場合は、管理と並行してブランシュを考えることもできます。
| 今の状態 | 先にすること | ブランシュは |
|---|---|---|
| 歯ぎしりが強く、今もすり減っている | 歯ぎしりの管理・治療 | 管理してから相談 |
| 歯ぎしりは軽く、先が少しすり減った程度 | 検診と癖の確認 | 管理と並行して検討できる |
| すり減った所がしみる・痛む | 原因の診断 | 診断の結果を見て相談 |
| 歯ぐきの炎症や虫歯がある | その治療 | 治療してから相談 |
同じように見えても、歯の状態によって順番は変わります。どれに当てはまるかは、検診で歯ぎしりの程度と前歯の状態をあわせて見て決めます。
前歯の先が少しすり減った程度なら、お近くの歯科医院で経過を見てもらったり、ナイトガードを作ったりするだけで十分なこともあります。
すり減った前歯に「ひと重ね」を加えるとは?
ブランシュ(BLANCHE)は一般的なラミネートベニアではありません。前歯の補強セラピーです。
欠けたり、すり減った前歯には盾を。健康な前歯にはデザインを。
削って覆う代わりに、自分の前歯の上に薄いひと重ねを加えます。スマートフォンに液晶保護フィルムを貼るように、こすれる力はまずブランシュが受け止め、自分の歯はその下に残ります。
すり減って短くなった前歯なら、そのひと重ねが、薄くなった表面を覆って守る盾になります。
ブランシュは、削らないか、削っても0.1mm未満までです。すでにエナメル質が減っている前歯だからこそ、これ以上削らずに済むかを最初に見極めます。
ブランシュの考え方は、前歯の補強セラピー・ブランシュの解説で詳しくご覧いただけます。
歯ぎしりで前歯がすり減る場合、ブランシュはどんな順番で進めますか?

ブランシュは通常、麻酔も仮歯もなしで進め、必要なときだけ麻酔をします。
① 検診と、先にする治療の確認
すり減り方と歯ぎしりの程度、歯ぐきや虫歯の状態を見て、3D口腔スキャナーで記録します。強い歯ぎしりや炎症、虫歯があれば、その治療が先です。
② 削らずに済むかを見極める
歯ごとに、削らないか、0.1mm未満だけ整えるかを決めます。どちらでも料金は同じです。
③ 先端のデザインと製作
短くなった前歯の長さと先端のラインをデザインします。製作は院内技工所のブランシュラボが、ブランシュブロックで行います。
④ 接着とチェック
イボクラール(Ivoclar)の接着システムで装着し、施術後に一度チェックを受けていただくことをおすすめしています。
ブランシュの後も、歯ぎしりを見続けるのはなぜ?
ブランシュをしても、歯ぎしりの癖そのものが消えるわけではありません。歯ぎしりで前歯がすり減る原因は施術後も残る可能性があるため、管理は続けていただくようおすすめしています。
こすれる力をブランシュが先に受け止めるということは、ブランシュのほうが傷むこともあるということです。
傷んだときは、レーザーでブランシュを外し、ブランシュだけを交換します。自分の歯を追加で削ることはなく、やり直しの料金は新しく行うときと同じで、ワンデイでも行えます。
私の前歯も、歯ぎしりの管理から始めたほうがいい?
正面の顔写真と笑顔の写真、2枚だけ送ってください。すり減り方を拝見して、先に確かめたいことからお伝えします。
日本から韓国へ来る場合、日程と費用は?

韓国まで来る理由になるのは、すり減った前歯を何本かまとめてデザインしたいとき、削る量が気になるとき、ワンデイで1日で終えたいとき、といった場合です。
ワンデイなら当日4〜5時間(本数が多い場合は5〜6時間)です。施術後のチェックも含めて、ソウルでの滞在は2〜3日をみておくと安心です。
ブランシュ歯科は論峴駅4番出口から徒歩30秒、仁川空港から約1時間です。来る前にLINEで写真を送って先にご相談いただけ、日本語・英語・中国語・タイ語・ロシア語の5か国語に対応しています。
| コース | 1本あたり(VAT別) | 保証期間 |
|---|---|---|
| BASIC | 65万ウォン | 1年 |
| PLATINUM | 85万ウォン | 5年 |
| Signature PLATINUM(キム・テヒョン院長担当) | 150万ウォン | 10年 |
ワンデイは1本あたり20万ウォンが加わります。

ブランシュ歯科での実際の治療例です。歯の状態により結果には個人差があります。
よくある質問
歯ぎしりで前歯がすり減る状態のまま、ブランシュをしても大丈夫ですか?
歯ぎしりが強い場合は、歯ぎしりの管理を先にするのが順番です。こする力がそのままだと、覆った部分にもその力がかかり続けるためです。軽い場合は管理と並行して考えることもできるので、検診で程度を見て決めます。
すり減った前歯でも、削らずにブランシュができますか?
ブランシュは、削らないか、削っても0.1mm未満までです。どちらになるかは歯ごとに違いますが、料金は同じです。歯の状態によって、結果には個人差があります。
歯ぎしりでブランシュが傷んだら、どうなりますか?
レーザーでブランシュを外し、ブランシュだけを交換します。自分の歯を追加で削ることはありません。やり直しの料金は新しく行うときと同じで、ワンデイでも行えます。
副作用と個人差について
ブランシュの施術後に、一時的にしみる感じや違和感、歯ぐきの腫れが出ることがあります。
歯の状態や生活習慣によって、結果と持ちには個人差があります。
歯科医師に講義をするようになった今も、私が診療で最初に見極めるのは、削らずに済むかどうかです。歯ぎしりを先に落ち着かせてから、すり減った前歯にひと重ねを加える。その順番が20年後の笑顔までつながるよう、一緒に考えていきます。
初回のご相談の流れ
① まず今のお悩みと、なりたいイメージを伺います。
② 検査結果を一緒に見ながら、選べる方法をすべてご説明します。
③ 費用と期間は項目ごとにお伝えし、決めるのはご帰国後でも大丈夫です。
ブランシュは、すべての説明を最低4回以上繰り返します。一人の判断に頼りません。
ご相談について — ブランシュ歯科は韓国・江南の論峴駅4番出口から徒歩30秒です。LINE公式アカウントから写真を送ってご相談いただけます(日本語対応)。料金は料金ページをご覧ください。韓国人・外国人で同じ料金です。

この記事を書いた人
キム・テヒョン院長(歯科王)
韓国・江南ブランシュ歯科 代表院長。ソウル大学校歯医学大学院 修士、米国コロンビア大学・UCLA歯科病院 研修。韓国内外で最小限の削除によるラミネートベニアのセミナーを5回開き、今も歯科医師に講義しています。SBS「ドクターオの診療室」・YouTube「ドクターフレンズ」歯科監修。日本・銀座しらゆり歯科 Clinical Instructor。「最小限の介入で、最大限の美しさを」。