前歯の補強セラピーとは|欠けた前歯・すり減った前歯に「ひと重ね」を加えるブランシュ【韓国・江南】

前歯の補強セラピーとは、欠けた前歯やすり減った前歯の上に、薄いひと重ねを加える治療のことです。韓国・江南のブランシュ(BLANCHE)を説明する言葉です。
「レジンはすぐ欠けると聞いた」「クラウンは歯をたくさん削るらしい」。どちらも不安で、欠けた前歯をそのままにしている方もいらっしゃいます。
この記事では、ブランシュが一般的なラミネートベニアではない理由と、ほかの治療との違いを整理してお伝えします。
院長からひとこと
欠けた前歯が鏡に映るたびに気になってしまう、その気持ちはよくわかります。
ブランシュが目指すのは、「最小限の介入で、最大限の美しさを」です。
その答えが、ブランシュ、前歯の補強セラピーです。
前歯の補強セラピーとは? ブランシュを説明する名前
ブランシュ(BLANCHE)は一般的なラミネートベニアではありません。前歯の補強セラピーです。
欠けたり、すり減った前歯には盾を。健康な前歯にはデザインを。
施術の名前は「ブランシュ」、それを説明する言葉が「前歯の補強セラピー」です。
ラミネートベニアと同じ点、違う点

薄いセラミックを前歯に貼るという点は、ラミネートベニアと同じです。違うのは、目的と基準です。
ブランシュは「どれだけ削るか」ではなく、「削らずに済むか」を最初に考えます。そのうえで、自分の前歯の上に必要な分だけひと重ねを加えます。
整える必要がある場合も、0.1mm未満にとどめます。歯の状態によって、結果は人それぞれです。
ブランシュは素材の名前ではなく、基準の名前です。ブランシュラボがブランシュブロックでデザイン・製作し、その基準を学んだ歯科医師だけが装着します。
液晶保護フィルムにたとえると
スマートフォンの画面に液晶保護フィルムを貼るように、ブランシュは自分の前歯の上に薄いひと重ねを加えます。
ぶつかったりすり減ったりする負担はブランシュが先に受け、自分の歯はその下に残ります。ブランシュが傷んだら、ブランシュだけを替えればよいのです。
前歯の補強セラピーと、コンポジットレジン・クラウンの比較
欠けた前歯の治療には、コンポジットレジンやクラウン(セラミッククラウン)という方法もあります。それぞれの特徴を、事実だけで並べます。
| コンポジットレジン | ブランシュ | クラウン(セラミッククラウン) | |
|---|---|---|---|
| 歯を整える量 | 傷んだ部分が中心 | 削らない、または0.1mm未満 | 歯のまわり全体を整える |
| 素材 | 複合レジン | 薄いセラミック | セラミックなど |
| 傷んだとき | 詰め直す | ブランシュだけを替える | 作り直す |
どの治療にも、それぞれ向いている歯の状態があります。たくさん削ることが心配なら、ブランシュという選択肢もあります。
今のレジンが気になっている方は、前歯のレジンをやり直す時期の見分け方も参考にしてください。
欠けた前歯・すり減った前歯には「盾」を

ブランシュは、欠けた前歯、すり減った前歯、ひびの入った前歯、虫歯を治療した前歯にできます。ひと重ねが弱った表面を覆い、その表面を守る盾になります。
虫歯は先に虫歯の部分だけを治療し、その上をブランシュで埋めて覆います。ブランシュが虫歯を治すわけではありません。
欠けた量によって、治療の選び方は変わります。くわしくは前歯が欠けたときの治療の選び方をご覧ください。
健康な前歯には「デザイン」を
健康な前歯には、形と色をデザインします。すきっ歯、小さな前歯(矮小歯)、色が変わった前歯もブランシュの対象です。
笑ったときに見える前歯の隣の歯(小臼歯)まで、上下合わせて最大20本までできます。
傷んだら、ブランシュだけを替えます
ブランシュが傷んだときは、レーザーで取り外します。そのときに、歯を追加で削ることはありません。
取り外しの費用は別にかからず、再施術は新しく受けるときと同じ料金です。ワンデイで受けることもできます。
もし取れてしまったら、捨てずに保管してお持ちください。割れていなければ、もう一度つけられる場合があります。
数年ごとに替えることが前提の治療ではありません。ケアと定期検診を続ければ10年以上、ケアによっては20〜30年以上使えることもあります。
料金は歯1本あたり、BASIC 65万ウォン、PLATINUM 85万ウォン、Signature PLATINUM 150万ウォン(VAT別)です。ワンデイは1本あたり20万ウォンが加わり、韓国の方も日本からの方も同じ料金です。
欠けた前歯、削らずにできるか知りたいときは
正面の写真と笑顔の写真、2枚だけ送ってください。
今の前歯に合う方法と、削らずに済みそうかの目安を先にお伝えします。LINEで写真を送る
ブランシュの流れ

① 写真で事前相談
正面と笑顔の写真をLINEで送っていただき、可能な方法の目安をお伝えします。
② 検査と見極め
3D口腔スキャナーで検査し、削らずに済むかを最初に見極めます。
③ デザイン
ブランシュラボが、ブランシュブロックで形と色をデザインします。
④ 製作
フランス・スイスで研修したセラミストが製作します。ワンデイなら当日4〜5時間ほどで、そのあいだは外出していただけます。
⑤ 装着と経過確認
イボクラール(Ivoclar)の接着システムで装着し、麻酔や仮歯なしで進めることが多いです。後日1回の経過確認をおすすめしています。

ブランシュ歯科での実際の治療例です。歯の状態により結果には個人差があります。
よくある質問
前歯の補強セラピーは、ラミネートベニアとどう違いますか?
薄いセラミックを前歯に貼る点は同じですが、目的と基準が違います。ブランシュは「削らずに済むか」を最初に考え、整える場合も0.1mm未満にとどめます。欠けたりすり減ったりした前歯には表面を覆って守る盾に、健康な前歯には形と色のデザインになります。
虫歯がある前歯にもできますか?
できます。虫歯は先に虫歯の部分だけを治療し、その上をブランシュで埋めて覆います。ブランシュが虫歯を治すわけではないため、治療の順番を守ります。
ブランシュが傷んだら、また歯を削りますか?
ブランシュはレーザーで取り外すため、歯を追加で削ることはありません。取り外しの費用は別にかからず、再施術は新しく受けるときと同じ料金で、ワンデイでも受けられます。
副作用と個人差について
施術後に、一時的にしみる感じや違和感、歯ぐきの腫れが出ることがあります。
歯の状態や生活習慣によって、結果と持ちには個人差があります。
私は今も、歯科医師に向けて講義をしています。そこでもまず伝えるのは、「削らずに済むか」から考えることです。
「最小限の介入で、最大限の美しさを」、そして「20年後の笑顔まで」。欠けた前歯にも健康な前歯にも、同じ基準で向き合います。
初回のご相談の流れ
① まず今のお悩みと、なりたいイメージを伺います。
② 検査結果を一緒に見ながら、選べる方法をすべてご説明します。
③ 費用と期間は項目ごとにお伝えし、決めるのはご帰国後でも大丈夫です。
ブランシュは、すべての説明を最低4回以上繰り返します。一人の判断に頼りません。
ご相談について — ブランシュ歯科は韓国・江南の論峴駅と新論峴駅の間にあります。
論峴駅4番出口から徒歩30秒、ソウル特別市瑞草区江南大路531 B722ビル7階です。
ご予約・ご相談はLINE公式アカウントで承っています。

この記事を書いた人
キム・テヒョン院長(歯科王)
韓国・江南ブランシュ歯科 代表院長。ソウル大学校歯医学大学院 修士、米国コロンビア大学・UCLA歯科病院 研修。
韓国内外で最小限の削除によるラミネートベニアのセミナーを5回開き、今も歯科医師に講義しています。
SBS「ドクターオの診療室」・YouTube「ドクターフレンズ」歯科監修。
日本・銀座しらゆり歯科 Clinical Instructor。「最小限の介入で、最大限の美しさを」。