前歯が欠けたらしみるのはなぜ?すぐにすることと、診断を先にしたいサイン【韓国・江南】

前歯が欠けたらしみる、冷たい水を飲むたびにキーンとして、思わず口元を押さえてしまう。そんな状態で調べている方もいると思います。
痛いというほどではないけれど、しみる。歯科医院に行くべきか、少し様子を見ていいのか、迷うところです。
欠けた部分を覆う方法として、韓国・江南のブランシュ(BLANCHE)を調べていた方もいるかもしれません。
この記事では、欠けた後にしみる理由と、今すぐできること、診断を先にしたほうがいいサインを整理します。
院長からひとこと
欠けた形よりも、キーンとくる感覚のほうが不安になる。そのお気持ちは、私にもよく分かります。
ブランシュは、一人の判断に頼りません。しみる原因も、検査の結果をもとに確かめてからお伝えします。
その答えが、ブランシュ、前歯の補強セラピーです。
前歯が欠けたらしみるのはなぜ?
歯の外側はエナメル質という硬い層に覆われ、その内側には象牙質(ぞうげしつ)という層があります。
象牙質にはとても細い管が通っていて、冷たい刺激が内側に伝わりやすい性質があります。
前歯が欠けてエナメル質が取れると、この象牙質が表に出てくることがあります。そのため、欠けた範囲が小さくても、冷たい水や冷たい空気でしみることがあります。
ひびが内側の深いところまで続いている場合は、しみる感じが長引いたり、痛みに変わったりすることもあります。
最初の手がかりになるのは、冷たいものに一瞬しみるだけなのか、何もしなくてもズキズキするのか、という違いです。
欠けていないのにしみる場合も含めた原因は、歯がしみる原因の見分け方で詳しくまとめています。この記事では、欠けた後に出てきたしみる感じに絞ってお話しします。
欠けてしみるとき、今すぐできることは?

前歯が欠けたらしみるときは、受診までの間、次のことに気をつけてください。
欠けた歯のかけらが見つかったら、捨てずに清潔な容器に入れて保管し、受診のときに持ってきてください。欠け方を確かめる手がかりになります。
しばらくは、とても冷たいものや熱いものを控えめにしてください。欠けた前歯で硬いものをかみ切るのも、いったんお休みしましょう。
欠けた先がとがっていたら、舌や唇を傷つけないように気をつけてください。
しみる感じが軽くても、欠けた範囲と深さは検診で確かめることをおすすめします。表面では小さく見えても、ひびが内側に続いていることがあるからです。
ぶつけて欠けた場合は、歯ぐきや根のほうもあわせて確認します。
しみる感じが続くなら、なぜ診断が先なのですか?
正直にお伝えすると、しみる感じが長引く、または痛みがある場合は、ブランシュより診断が先です。
下の表は一般的な目安です。実際の原因は、検査で確かめる必要があります。
| こんなサイン | 考えられる状態 | 先にすること |
|---|---|---|
| 冷たいものに一瞬しみて、すぐおさまる | 欠けて表面が出ている可能性 | 検診で範囲を確認 |
| しみる感じが長引く、だんだん強まる | ひびが深い可能性 | 診断が先 |
| 何もしなくてもズキズキする | 神経に関わる問題の可能性 | 診断が先、神経の治療が必要な場合も |
| 噛むとピリッとする | ひびが続いている可能性 | 診断が先 |
| 欠けた前歯の色が暗くなってきた | 神経の状態が変わった可能性 | 診断が先 |
深いひびや神経の問題なら、神経の治療が必要になることがあります。歯を残すために、その治療が合っている場合もあります。
欠けた範囲が広いなら、クラウンが合うこともあります。反対に範囲がごく小さいなら、表面を整えたり、コンポジットレジン(歯の色の樹脂)で埋めたりするだけで十分なこともあります。
小さな欠けで、しみる感じもすぐにおさまるなら、まずはお近くの歯科医院で診てもらうのが近道です。
欠けた面を覆って守る、という選択肢

ブランシュ(BLANCHE)は一般的なラミネートベニアではありません。前歯の補強セラピーです。
欠けたり、すり減った前歯には盾を。健康な前歯にはデザインを。
スマートフォンに液晶保護フィルムを貼るように、削る代わりに、自分の前歯の上に薄いひと重ねを加えます。欠けた前歯なら、そのひと重ねが欠けた面を覆って守ります。
ただし、ブランシュは、しみる原因そのものを治療するものではありません。診断を終えたあとに、欠けた面を覆って守る選択肢だと考えてください。
ブランシュは、削らないか、削っても0.1mm未満までです。すでに欠けて小さくなった前歯なので、これ以上削らずに済むかを最初に見極めます。
考え方の全体は前歯の補強セラピー・ブランシュの解説に、名前に込めた意味はブランシュという名前の意味にまとめています。
前歯が欠けたらしみる場合、診断のあとはどう進めますか?
ブランシュは通常、麻酔も仮歯もなしで進め、必要なときだけ麻酔をします。
① 検診としみる原因の確認
欠けた範囲、ひびの深さ、しみる原因を確かめ、3D口腔スキャナーで前歯の状態を記録します。
② 先にする治療
神経の治療や歯ぐきの治療が必要なら、その治療を先に行います。虫歯がある場合は、先に虫歯の部分だけを治療し、その場所とまわりのエナメル質をブランシュで埋めて覆います。
③ 削らずに済むかを見極め、デザインする
削らないか、0.1mm未満だけ整えるかを歯ごとに決めます。どちらでも料金は同じです。欠けた形は隣の歯に合わせてデザインします。
④ 製作と装着
院内技工所のブランシュラボで、フランスやスイスで研修を受けたセラミストがブランシュブロックから製作します。縁の変色に強いイボクラール(Ivoclar)の接着システムで装着します。
しみる前歯、まず診断を受けたほうがいい?
正面の顔写真と笑顔の写真、2枚だけ送ってください。写真が診断の代わりにはなりませんが、来院したときに何から確かめるかを先にお伝えします。
日本から韓国へ来る場合は、何を準備すればいい?

韓国まで来る理由になるのは、欠けた前歯を含めて何本かまとめてデザインしたいとき、削る量が気になるとき、ワンデイで1日で終えたいとき、といった場合です。
しみる感じがある場合は、先に診断や治療が必要になることもあります。来る前にLINEで写真を送って、先にご相談ください。ご相談は日本語・英語・中国語・タイ語・ロシア語の5か国語に対応しています。
ブランシュ歯科は論峴駅4番出口から徒歩30秒、仁川空港から約1時間です。ワンデイなら当日4〜5時間(本数が多い場合は5〜6時間)で、1本あたり20万ウォンが加わります。
施術後に一度チェックを受けていただくため、ソウルでの滞在は2〜3日をみておくと安心です。施術後にしみる感じが残る、または新しく出てきた場合は、我慢せずにお知らせください。

ブランシュ歯科での実際の治療例です。歯の状態により結果には個人差があります。
よくある質問
前歯が欠けたらしみる感じは、自然におさまることもありますか?
一時的に出て、少しずつ落ち着くこともあります。ただ、欠けた範囲やひびの深さは、見た目だけでは分かりにくいものです。しみる感じが長引く、または痛みがある場合は、先に診断を受けてください。
欠けてしみる前歯にも、すぐにブランシュができますか?
まず診断で、深いひびや神経の問題がないかを確かめます。神経の治療などが必要なら、その治療が先です。そのあとで、欠けた面をブランシュで覆えるかを判断します。
ブランシュをするために、欠けた前歯をたくさん削りますか?
ブランシュは、削らないか、削っても0.1mm未満までです。削らない場合も、0.1mm未満だけ整える場合も、料金は同じです。歯の状態によって、結果には個人差があります。
副作用と個人差について
ブランシュの施術後に、一時的にしみる感じや違和感、歯ぐきの腫れが出ることがあります。
歯の状態や生活習慣によって、結果と持ちには個人差があります。
歯科医師に講義をするようになった今も、診療では、覆う前にしみる原因を確かめることから始めています。原因を先に確かめてから、欠けた面を守る。その順番が20年後の笑顔までつながるよう、一緒に考えていきます。
初回のご相談の流れ
① まず今のお悩みと、なりたいイメージを伺います。
② 検査結果を一緒に見ながら、選べる方法をすべてご説明します。
③ 費用と期間は項目ごとにお伝えし、決めるのはご帰国後でも大丈夫です。
ブランシュは、すべての説明を最低4回以上繰り返します。一人の判断に頼りません。
ご相談について — ブランシュ歯科は韓国・江南の論峴駅4番出口から徒歩30秒です。LINE公式アカウントから写真を送ってご相談いただけます(日本語対応)。料金は料金ページをご覧ください。韓国人・外国人で同じ料金です。

この記事を書いた人
キム・テヒョン院長(歯科王)
韓国・江南ブランシュ歯科 代表院長。ソウル大学校歯医学大学院 修士、米国コロンビア大学・UCLA歯科病院 研修。韓国内外で最小限の削除によるラミネートベニアのセミナーを5回開き、今も歯科医師に講義しています。SBS「ドクターオの診療室」・YouTube「ドクターフレンズ」歯科監修。日本・銀座しらゆり歯科 Clinical Instructor。「最小限の介入で、最大限の美しさを」。