前歯の虫歯治療、治したあとは目立たない?治療の順番と、そのあとの選び方

前歯の虫歯治療、治したあとが目立たないか心配ではありませんか。笑ったときに最初に見える歯なので、詰めた場所が目立つのが気になって、治療を先延ばしにしてしまうこともありますよね。
虫歯を治すついでに、形や色も整えられないかと考える方もいると思います。そんな気持ちで、韓国・江南のブランシュ(BLANCHE)を調べた方もいるかもしれません。
この記事では、治療の順番と、そのあとの選び方を整理します。
院長からひとこと
目立つのが心配で虫歯の治療を迷うお気持ちは、私にもよく分かります。
虫歯を治した前歯でも、「最小限の介入で、最大限の美しさを」かなえられないか。
その答えが、ブランシュ、前歯の補強セラピーです。
前歯の虫歯治療は、何から始める?
虫歯は、まず虫歯の部分だけを治療します。この順番は、ブランシュを考える場合も変わりません。
ブランシュが虫歯を治すわけではないので、虫歯の治療は先に別に行います。虫歯を残したまま上から覆うと、内側の状態が分かりにくくなることがあるためです。
虫歯が深くて痛みがある場合は、歯の状態によって神経の治療が先に必要になることがあります。歯ぐきの炎症がある場合も、その治療を先に行います。
虫歯は自然には消えないので、小さいうちに治療したほうが、削る範囲が少なくて済むことがあります。だから前歯の虫歯治療は、見た目より先に、歯の内側の状態を見るところから始まります。
前歯の虫歯は歯と歯の間や歯ぐきの近くにできて、鏡ではよく見えないこともあります。色が少し違って見える、冷たいものがしみるといったときは、一度確かめてもらうことをおすすめします。
小さな虫歯なら、レジンで十分?

はい、小さな虫歯なら、コンポジットレジン(以下レジン)で十分なことがあります。レジンは傷んだ部分を中心に削って詰める方法で、その日のうちに処置できるのが良いところです。
歯の色に合わせて色を選べるので、小さな範囲なら目立ちにくいこともあります。小さな虫歯ひとつのために、前歯の表側全体を覆う必要があるわけではありません。
こうした治療は、お近くの歯科医院でも受けられます。レジンが合う歯なら、私もその理由と一緒にレジンをおすすめします。
虫歯の範囲が広い場合は、歯の状態によってクラウンが合うこともあります。どの方法が合うかは、写真ではなく検査で確かめてから決めます。
前歯の虫歯治療のあと、ブランシュを考えるのはどんなとき?
虫歯を治療した前歯も、ブランシュができる歯です。まず虫歯の部分だけを治療し、そのあと、その場所と周りのエナメル質をブランシュで埋めて覆います。
次の表は、レジンとブランシュを選ぶときに一緒に見るポイントをまとめたものです。
| レジン | ブランシュ | |
|---|---|---|
| 治療した範囲 | 小さい範囲 | 治療した場所と周りを一緒に覆いたいとき |
| 一緒にあるお悩み | その場所だけ | 色・形・すり減りも気になる |
| 歯を削る程度 | 傷んだ部分が中心 | 削らない、または0.1mm未満 |
| 材料 | コンポジットレジン | 薄いセラミック |
| 傷んだら | 詰め直す | ブランシュだけを交換 |
何か所も詰めて、色がばらばらになった状態で来院される方もいます。そんなときは、治療した場所と周りのエナメル質を、ひと重ねで一緒に覆う方法が考えられます。
治療した場所が表側に広くかかっている場合や、周りがすり減っている、ひびがある場合も、その表面まで一緒に覆えます。
ブランシュは、虫歯を治療した前歯に何をする?

ブランシュ(BLANCHE)は一般的なラミネートベニアではありません。前歯の補強セラピーです。
削って覆うのではなく、ご自身の前歯の上にひと重ねを足す。それがブランシュです。
虫歯を治療した前歯なら、その場所と周りのエナメル質を埋めて覆うひと重ねになります。健康な前歯なら、同じひと重ねで形と色をデザインします。
ブランシュは「どれだけ削るか」ではなく「削らずに済むか」を先に考え、削る場合も0.1mm未満にとどめます。すべてのブランシュは、フランスとスイスで研修したセラミストがいる院内技工所のブランシュラボが、ブランシュブロックでデザイン・製作します。
笑ったときに見える小臼歯まで、上下合わせて最大20本まで対応できます。くわしくは前歯の補強セラピー、ブランシュとはにまとめました。
虫歯の治療からブランシュまでの流れ
① 検診と3D口腔スキャン
虫歯の範囲と歯ぐきの状態を確かめ、3D口腔スキャナーで撮影します。
② 虫歯の部分を先に治療
虫歯の部分だけを治療し、深い場合は歯の状態に合わせて必要な治療を先に行います。
③ デザインと装着
削らずに済むかを見極め、治療した場所と周りを一緒に覆うように形と色をデザインします。イボクラール(Ivoclar)の接着システムで装着し、施術後に一度チェックをおすすめしています。
前歯に薄いセラミックを貼ったあとの虫歯と検診の考え方は、ラミネートベニアと虫歯、帰国後の検診でも触れています。
虫歯を治療した私の前歯、目立たないようにできますか?
正面の顔写真と笑顔の写真、2枚だけ送ってください。写真を拝見して、レジンで十分か、ブランシュを考えられそうかの方向をお伝えします。
前歯の虫歯治療のあと、韓国で受けるなら?

虫歯の治療だけなら、お近くの歯科医院で十分な場合があります。韓国まで来る理由があるのは、治療した前歯とまわりの歯を何本か一度にデザインしたいとき、削る量が気になるとき、ワンデイで1日で終えたいときです。
日本からいらっしゃる場合、ソウルでのご滞在は2〜3日が目安で、仁川空港からは約1時間です。ワンデイは1本あたり20万ウォンが加わり、当日4〜5時間(本数が多いと5〜6時間)で進めます。
料金は1本あたり、BASIC 65万ウォン(保証1年)、PLATINUM 85万ウォン(保証5年)、Signature PLATINUM 150万ウォン(保証10年、キム・テヒョン院長担当)で、VAT別です。いらっしゃる前に、まず写真でご相談いただけます。

ブランシュ歯科での実際の治療例です。歯の状態により結果には個人差があります。
よくある質問
前歯の虫歯治療は、ブランシュで一度にできますか?
ブランシュが虫歯を治すわけではありません。まず虫歯の部分だけを治療し、そのあと、その場所と周りのエナメル質をブランシュで埋めて覆います。小さな虫歯なら、レジンで十分なこともあります。
虫歯が深くても、ブランシュはできますか?
虫歯が深くて痛みがある場合は、歯の状態によって神経の治療などが先に必要になることがあります。その治療を終えてから、どの方法が合うかを改めて決めます。合う方法は、歯の状態によって人それぞれです。
虫歯を治療したあとにブランシュをすると、さらに歯を削りますか?
ブランシュは削らずに済むかを最初に見極め、削る場合も0.1mm未満にとどめます。削らない場合も最小限の削除の場合も、料金は同じです。通常は麻酔も仮歯もなしで進め、必要なときだけ麻酔をします。
副作用と個人差について
ブランシュの施術後に、一時的にしみる感じや違和感、歯ぐきの腫れが出ることがあります。
歯の状態や生活習慣によって、結果と持ちには個人差があります。
前歯の虫歯は、見た目より先に、まず内側をきちんと治療することが大切だと私は考えています。小さな虫歯ならレジンで十分なことも、そのままお伝えします。20年後の笑顔まで続くように、治療のあとの一本を一緒にデザインします。
初回のご相談の流れ
① まず今のお悩みと、なりたいイメージを伺います。
② 検査結果を一緒に見ながら、選べる方法をすべてご説明します。
③ 費用と期間は項目ごとにお伝えし、決めるのはご帰国後でも大丈夫です。
ブランシュは、すべての説明を最低4回以上繰り返します。一人の判断に頼りません。
ご相談について — ブランシュ歯科は韓国・江南の論峴駅4番出口から徒歩30秒です。LINE公式アカウントから写真を送ってご相談いただけます(日本語対応)。料金は料金ページをご覧ください。韓国人・外国人で同じ料金です。

この記事を書いた人
キム・テヒョン院長(歯科王)
韓国・江南ブランシュ歯科 代表院長。ソウル大学校歯医学大学院 修士、米国コロンビア大学・UCLA歯科病院 研修。韓国内外で最小限の削除によるラミネートベニアのセミナーを5回開き、今も歯科医師に講義しています。SBS「ドクターオの診療室」・YouTube「ドクターフレンズ」歯科監修。日本・銀座しらゆり歯科 Clinical Instructor。「最小限の介入で、最大限の美しさを」。