前歯を差し歯にして後悔?そう言われる理由と、差し歯が合う場合・削る量が心配なときの選択肢

前歯、差し歯にして後悔したという話を見て、迷っていませんか。歯科で差し歯をすすめられたあとにそんな書き込みを読むと、誰の言葉を信じればいいのか分からなくなりますよね。
削る量が心配な気持ちと、必要な治療なら受けたほうがいいという気持ちが、同時にあると思います。その途中で、韓国・江南のブランシュ(BLANCHE)を調べた方もいるかもしれません。
この記事では、そう言われる理由と、差し歯が合う場合、削る量が心配なときの選択肢までを正直に整理します。
院長からひとこと
差し歯を前にして迷うお気持ちは、歯科医師である私にもよく分かります。
差し歯を迷う前歯で「最小限の介入で、最大限の美しさを」かなえるには、どうすればいいのか。
その答えが、ブランシュ、前歯の補強セラピーです。
前歯を差し歯にして後悔、と言われるのはなぜ?
そう言われる理由のひとつは、差し歯の仕組みにあると私は考えています。一般に、前歯の差し歯やクラウンは、歯のまわり全体を削ってから上にかぶせる方法です。
前歯は薄い歯なので、「まわりを削る」と聞くだけで大きなことに感じられます。エナメル質は自然には再生しないので、一度削った部分は戻せないという心配もあります。
「前歯を差し歯にして後悔」という言葉には、自分の歯を大切にしたいという気持ちが込められているのだと思います。
ネットの書き込みは、書いた方の歯の状態や事情から出たもので、ご自身の歯にそのまま当てはまるとは限りません。差し歯をすすめた歯科医師にも、やめたほうがいいと書いた方にも、それぞれの理由があるはずです。
ただ、この言葉は「差し歯は悪い治療」という意味ではありません。同じ前歯でも、傷んだ範囲と残っている歯の量は人それぞれです。
差し歯が合う場合も、正直にお伝えします

差し歯やクラウンが合う歯は、確かにあります。一般的には、次のような場合に考えられることが多い方法です。
| 歯の状態 | 差し歯・クラウンを考える理由 |
|---|---|
| 大きく欠けた、または大きく傷んだ歯 | 残っている歯全体を包む必要がある場合があります |
| 神経の治療をして、残っている歯が少ない歯 | 歯の状態によって、まわりを包む方法が合うことがあります |
| すでに差し歯が入っている歯 | 傷んだときは、差し歯を作り直す方法になります |
差し歯は歯全体を包むので、大きく傷んだ歯を一度に覆えるという良さがあります。前歯を差し歯にすること自体が、間違った選択というわけではありません。
こうした判断は写真だけでは難しく、傷んだ深さや歯ぐきの状態、神経の治療の有無を検査で確かめてから決めます。差し歯が合う歯なら、私もその理由と一緒に差し歯をおすすめします。
差し歯をすすめられて、ほかの方法がないか調べてから来院される方もいます。その場合も私は、まず差し歯が合う歯かどうかから一緒に確かめます。
すでに入っている差し歯の替えどきについては、差し歯の交換の時期とサインで別にまとめています。
レジン・ブランシュ・差し歯は何が違う?

3つの方法には、それぞれ合う場面があります。事実だけを並べると、次のようになります。
| コンポジットレジン | ブランシュ | 差し歯・クラウン | |
|---|---|---|---|
| 歯を削る程度 | 傷んだ部分が中心 | 削らない、または0.1mm未満 | 歯のまわり全体を削る |
| 材料 | コンポジットレジン | 薄いセラミック | セラミックなど |
| 傷んだら | 詰め直す | ブランシュだけを交換 | 作り直す |
コンポジットレジン(以下レジン)は傷んだ部分を中心に詰める方法で、小さな範囲ならレジンで十分なこともあります。どれかひとつが正解なのではなく、歯の状態に合うものを選ぶことが大切です。
削る量が心配なら、ブランシュという選択肢
「前歯を差し歯にして後悔」という言葉が心配の始まりなら、その心配の中心は、きっと削る量だと思います。削る量が心配なら、ブランシュという選択肢があります。
ブランシュ(BLANCHE)は一般的なラミネートベニアではありません。前歯の補強セラピーです。
削って覆うのではなく、ご自身の前歯の上にひと重ねを足す。それがブランシュです。
ブランシュは「どれだけ削るか」ではなく「削らずに済むか」を先に考え、削る場合も0.1mm未満にとどめます。欠けた前歯、すり減った前歯、ひびの入った前歯なら、そのひと重ねが弱くなった表面を覆って守る盾になります。
ブランシュは素材の名前ではなく、基準の名前です。削らずに済むかを最初に見極め、ブランシュラボがブランシュブロックでデザイン・製作し、その基準を学んだ歯科医師だけが装着します。
ブランシュの料金は1本あたり、BASIC 65万ウォン(保証1年)、PLATINUM 85万ウォン(保証5年)、Signature PLATINUM 150万ウォン(保証10年、キム・テヒョン院長担当)で、VAT別です。削らない場合も最小限の削除の場合も同じ料金です。
笑ったときに見える小臼歯まで、上下合わせて最大20本まで対応できます。
傷んだときはレーザーでブランシュだけを外して交換し、ご自身の歯を追加で削ることはありません。くわしくは前歯の補強セラピー、ブランシュとはにまとめました。
差し歯をすすめられた私の前歯、ほかの方法もありますか?
正面の顔写真と笑顔の写真、2枚だけ送ってください。写真を拝見して、ブランシュを考えられそうか、差し歯が合いそうかの方向をお伝えします。
前歯の差し歯で後悔したくないとき、韓国まで来る理由はある?

差し歯が合う歯なら、お近くの歯科医院で落ち着いて治療を受けるのも、十分に良い選択です。韓国まで来る理由があるのは、削る量が気になるとき、前歯を何本か一度にデザインしたいとき、ワンデイで1日で終えたいときです。
ワンデイは1本あたり20万ウォンが加わり、当日4〜5時間(本数が多いと5〜6時間)で進めます。施術後に一度チェックをおすすめしているので、ソウルでのご滞在は2〜3日が目安です。
仁川空港から約1時間、論峴駅4番出口から徒歩30秒です。ご相談は日本語・英語・中国語・タイ語・ロシア語の5か国語に対応していて、まず写真でご相談いただけます。

ブランシュ歯科での実際の治療例です。歯の状態により結果には個人差があります。
よくある質問
前歯を差し歯にして後悔しないか心配です。差し歯は避けたほうがいいですか?
そうとは限りません。差し歯は歯のまわり全体を削ってかぶせる方法で、歯の状態によっては合う場合があります。削る量が心配なら、ブランシュという選択肢もあるので、まず検査で歯の状態を確かめることをおすすめします。
差し歯をすすめられた前歯にも、ブランシュはできますか?
ブランシュはすべての前歯に対応できますが、どの方法が合うかは歯の状態によって違います。検査の結果、差し歯が合う歯であれば、その理由と一緒にお伝えします。虫歯や歯ぐきの炎症がある場合は、その治療を先に行います。
ブランシュは、歯をどのくらい削りますか?
ブランシュは削らずに済むかを最初に見極め、削る場合も0.1mm未満にとどめます。削らない場合も最小限の削除の場合も、料金は同じです。通常は麻酔も仮歯もなしで進め、必要なときだけ麻酔をします。
副作用と個人差について
ブランシュの施術後に、一時的にしみる感じや違和感、歯ぐきの腫れが出ることがあります。
歯の状態や生活習慣によって、結果と持ちには個人差があります。
差し歯でもブランシュでも、どの方法がよいかは、ご自身の歯の状態から始まると私は考えています。差し歯が合う歯にはそうお伝えし、削らずに済む歯にはその方法をご説明します。20年後の笑顔まで考えて、合う方法を一緒に選びます。
初回のご相談の流れ
① まず今のお悩みと、なりたいイメージを伺います。
② 検査結果を一緒に見ながら、選べる方法をすべてご説明します。
③ 費用と期間は項目ごとにお伝えし、決めるのはご帰国後でも大丈夫です。
ブランシュは、すべての説明を最低4回以上繰り返します。一人の判断に頼りません。
ご相談について — ブランシュ歯科は韓国・江南の論峴駅4番出口から徒歩30秒です。LINE公式アカウントから写真を送ってご相談いただけます(日本語対応)。料金は料金ページをご覧ください。韓国人・外国人で同じ料金です。

この記事を書いた人
キム・テヒョン院長(歯科王)
韓国・江南ブランシュ歯科 代表院長。ソウル大学校歯医学大学院 修士、米国コロンビア大学・UCLA歯科病院 研修。韓国内外で最小限の削除によるラミネートベニアのセミナーを5回開き、今も歯科医師に講義しています。SBS「ドクターオの診療室」・YouTube「ドクターフレンズ」歯科監修。日本・銀座しらゆり歯科 Clinical Instructor。「最小限の介入で、最大限の美しさを」。